アロンソ/マクラーレン・ホンダ、スピードアップ–2017F1GP第11戦イギリスGP初日トピックス
シリーズを折り返すF1GP第10戦、スーパーハイスピードのシルバーストンを舞台とするイギリスGPは、不安定な空模様の中で初日をスタートした。初日は雨は降らなかったが、日曜日の予報は雨が報じられ、予断が許されない緊迫したムードの中で2回のフリー走行が行なわれた。
メルセデスが圧倒的リードで展開した2016年から、やや均衡が崩れてはじまった2017年シーズンだが、前戦のオーストリアGPからメルセデスが再び強さを取り戻し、初日から1-2体制を築く流れになっている。高速のシルバーストンでもその流れがさらに色濃く見られ、初日を圧倒する形で2回のセッションが進んだ。
フェラーリとレッドブルは、ここではフェラーリがやや優位の初日。フェラーリは、来年仕様のシールドをトライしつつ、メルセデスを追った。
マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが、フリー走行1を走り始めて即座に7番手のタイムを記録、以後、一端10番手に下がったものの、フルケンベルグ+ルノーとマッサ+ウィリアムズに続く7番手を記録して、順調な滑り出しをみせた。
しかし、アロンソ+マクラーレン・ホンダは、フリー走行1でトラブルが出てエンジン交換したために、オーストリアGPのパワーユニット交換の5グリッドダウンにさらにペナルティが加わる可能性もあるが、スピードは悪くない。
日曜日の天気は下り坂を報じられている。そうなると、ますますアロンソ+マクラーレン・ホンダに期待したくなる。ヴァンドーン+マクラーレン・ホンダは16番手で初日を終えた。
◆2017F1GP第10戦イギリスGPフリー走行2結果
1. ボッタス+メルセデス
2. ハミルトン+メルセデス
3. ライコネン+フェラーリ
4. フェッテル+フェラーリ
5. フェルスタッペン+レッドブル
6. リカルド+レッドブル
7. フルケンベルグ+ルノー
8. マッサ+ウィリアムズ
9. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
10. オコン+フォースインディア
11. サインツ+トロロッソ
12. クビアト+トロロッソ
13. ペレス+フォースインディア
14. グロジャン+ハース
15. ストロール+ウィリアムズ
16. ヴァンドーン+マクラーレン・ホンダ
17. マグヌッセン+ハース
18. パーマー+ルノー
19. エリクソン+ザウバー
20. ウェーレイン+ザウバー
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Photo by McLaren Honda/LAT Photographic