リスキーなコースで予選は大荒れに!–ヨーロッパGP予選
超高速と狭くて遅い区間が混在したバクーの市街地コースは、チャレンジングスピリットを証明した。
ポールポジョンはニコ・ロズベルグ(メルセデス)。ルイス・ハミルトンとのバトルが予測されたが、ハミルトンはアタックの度にコースを外れる乱調で、最後にはバリアにクラッシュして10番手からのスタートとなった。
ハミルトン+メルセデスのクラッシュで出された赤旗でQ3は残り2分。赤旗が解除された瞬間に一斉にアタックに繰り出し、激しいタイム合戦が展開した。
ロズベルグも最終アタックで壁に軽く接触していたが、予選2番手と3番手の二人は、2位のペレス(フォース・インディア )がフリー走行3で、リカルド(レッドブル)はフリー走行2で、それぞれ激しくバリアに当たってクルマを壊し、バクーのストリートコースがギリギリのチャレンジの上でこの成果につながることを証明した。
マクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトンがQ1で、フェルナンド・アロンソQ2で敗退。連続Q3進出はならなかった。
明日19日日曜日のレースは、17時(日本時間22時)にスタートする。
◆ヨーロッパGP予選結果
1. ロズベルグ+メルセデス
2. ペレス+フォースインディア
3. リカルド+レッドブル
4. フェッテル+フェラーリ
5. ライコネン+フェラーリ
6. マッサ+ウィリアムズ
7. クビアト+トロロッソ
8. ボッタス+ウィリアムズ
9. フェルスタッペン+レッドブル
10. ハミルトン+メルセデス
※以下、Q2でノックアウト
11. グロジャン+ハース
12. フルケンベルグ+フォースインディア
13. サインツ+トロロッソ
14. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
15. グティエレス+ハース
16. ナッセ+ザウバー
※以下、Q1でノックアウト
17. ハリアント+マノー
18. ウェーレイン+マノー
19. バトン+マクラーレン・ホンダ
20. エリクソン+ザウバー
21. マグヌッセン+ルノー
22. パーマー+ルノー
Photo by Force India F1 Team