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メダルと表彰台とトロロッソ・ホンダ–カウントダウン企画 2018F1GP開幕まであと38日


新シーズンに向けて鼓動が高まる!!

39日からつづく)

冬期オリンピックを観て、F1とついつい比較したくなった。メダルと表彰台は、どちらもトップ3だけに与えられる特別な勲章だ。

上位3名という符号が面白いが、テレビを観ていると、メダルさえ取れれば、御の字、と聞こえるのが若干気になったりもした。

2位は“準優勝”か、はたまた“最初の敗者か”。

2009年日本GPで、トヨタF1チームのヤルノ・トゥルーリが、フェッテルのレッドブルに続いて2位表彰台を得たときに、トヨタの章男社長は、“準優勝”と讃えた。確かに、その年限りでF1の舞台を去ることになっていた最後の鈴鹿であることを考えると、2位は讃えられるべきだったかもしれない。

けれど、マクラーレンの総帥ロン・デニスは、“優勝以外は全員敗者”と考え、準優勝とは間違っても言わない。多くのチーム代表は、同じ考え。ここに、日本人として、部下を思いやるやさしさがあるのだが、同時に甘さも見え隠れする。

仲良しクラブなら、オリンピックも“参加することに意義がある”という古めかしいフレーズに価値を見出せるが、勝負していることを考えると、2位は準優勝ではなくて負けだからだ。

2位、3位が、“栄光のメダル”なのか、敗者なのか。仮に、トロロッソ・ホンダが今年表彰台に登壇するようなことがあれば、現状では万々歳。しかし、目指しているのは1番であって、2位や3位ではないことを忘れないようにしたい。

37日に続く)

[STINGER]山口正己
Photo by Red Bull Racing / Getty Images/Red Bull Content Po / GAZOO RACINGol

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