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ポルシェ、ポールポジション!!–WEC第2戦スパ6時間予選

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ポールポジションを喜ぶロッテラー組。

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波瀾の予選をポルシェ919 HYBRIDが制圧、トヨタTS050 HYBRIDは、2位から4位に甘んじた。

5月5日金曜日午後、気温12度の肌寒い曇天の中で行なわれたスパ-フランコルシャン・サーキットのWEC第2戦『スパ-フランコルシャン6時間』の公式予選。2人のドライバーの平均タイムで来そうことから不確定要素も入り込む。どんよりした低い気温の不安定なコンディションが勝機を分けた展開だった。

まずはLMP2マシンのクラッシュで赤旗中断、赤旗が解除されると、ローダウンフォース仕様のゼッケン9トヨタTS050 HYBRIDのステファン・サラザンが1分53秒658の最速タイムを記録したが、相方のニコラス・ラピエールが4輪コースオフの判定を受け、2人の平均タイム1分54秒701の3番手。

7号車のトヨタTS050 HYBRIDは、マイク・コンウェイが1分53秒911を記録したものの、相方の小林可夢偉が好タイムでアタック中の最終コーナーで直前のマシンがスピン、アクシデントをかけるためにフルブレーキングした小林可夢偉は大きくタイムを失って、2番手に甘んじた。

中嶋一貴組のゼッケン8は、予選に向けて変更したセッティングが外れて低迷、ポルシェ919 HYBRIDにポールポジションを譲ることになった。

最速タイムは、A.ロッテラー組が獲得。決勝の6時間レースは、6日土曜日14時半にスタートする。

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小林可夢偉 のコメント
私のアタックラップ1回目はポールポジションを充分に狙えるもので、最後まで走れていればマイクとほぼ同じタイムだったでしょう。最終コーナー出口で不運にも目の前で他の車両がスピンし、それを避けるためにかなりのタイムロスをしてしまいました。とても残念ですが、最前列2番手グリッドは悪くないですし、TS050 HYBRIDの感触はとても良いです。今日は運に恵まれませんでしたが、我々の目標は明日の決勝レースで勝つことです。

中嶋一貴のコメント
今日は厳しい予選となってしまいました。直前のセッティング変更は、期待通りの速さを得ることが出来ませんでした。決勝で巻き返さなくてはなりません。決勝レースは4番手スタートということで、スタート前に何とか改善点を見出せれば、まだチャンスはあります。

◆WEC第2戦スパ・フランコルシャン6時間公式予選結果
1. 1 ジャニ/ロッテラー/タンディ ポルシェ ポルシェ919ハイブリッド 平均1分54秒097
2. 7 小林可夢偉/コンウェイ トヨタ TS050 HYBRID 平均1分54秒693
3. 9 サラザン/国本雄資/ラピエール トヨタ TS050 HYBRID 平均1分54秒701
4. 8 中嶋一貴/ブエミ/デビッドソン トヨタ TS050 HYBRID 平均1分54秒907
5. 2 ベルンハルト/バンバー/ハートレー ポルシェ919ハイブリッド 平均1分55秒440
[STINGER]
photo by GAZOO RACING

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