F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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ブリストルのカタログ

隣の横越さんにハヤシ立てられつつ、ブリストルのカタログを自慢しまくりの完ちゃん。2002年のグッドウッド・フェスティバル of  スピードのホンダのホスピタリティ・テントで。

◆川上完さんの訃報が届いた。にわかには信じられなかったが、心筋梗塞だったというのは誤報ではなさそうだ。

◆年上なのに、完ちゃんと呼ばせてくれた。ニコニコしてとっても優しいのに、カーオブザイヤーのヤジは、変幻自在の思いつきにして言いたい放題辛辣で、大いに笑った。ちゃんと記録しておけば、こういう悲しい時に笑えたのにと残念に思う。

◆いつだったか、グッドウッド・フェスティバル of スピードの見

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物に行ったとき、カーメーカー毎のミニカーショップに、イギリスはレベルが違う、と目を回して仲間と狂喜していたら、なんだかニヤニヤしながら、”こんなの見つけちゃった”と、完ちゃん最愛のクルマであることを後々知ったブリストルのカタログを持って来た。深さと正確な記憶力は、まるで別世界の人だった。

◆2002年のグッドウッドであることを、古いパソコンから捜し当てた。嬉しそうな完ちゃんが写っていた。

◆オマエサンねぇ!! というのが、バカなジョークを飛ばした時の、苦し紛れの完ちゃんの反応だった。完ちゃんに”オマエサン”と言われて、なぜ嬉しかったのか、今気がついた。親しみと、テレと、負けん気が混在した、耳障りのんいい素敵な言葉だったと改めて思う。そうして、対等に見てくれた。完ちゃん、あらためてありがとう。

◆まだ信じられない。もう、随分お会いしていなかったけれど、どこかでヒョイと現れて、”オマエサンねぇ!!”と声を掛けられそうな気がする。

◆完ちゃん、安らかに。
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