F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ハイメ･アルゲルスアリ
「先週のバレンシアに続いて、1日の半分の時間をマシンの中で過ごしたよ。今週の主な目標の一つの、ピレリタイヤを理解するという点では進歩したと感じているよ。ここでは、スーパーソフトを除いた全てのコンパウンドを試して、全てのタイヤで良い感触を得ることができたし、それぞれの違いも把握できたんだ。KERS※1やDRS※2にも進展が見られたし、正直なところ僕が思っていたより複雑な物では無かったね。重要なことは、僕達はガレージから出て行く度に進歩を遂げているということなんだ。パフォーマンスの点では、結論を出すにはまだ少し時期尚早だね。特に、ラップタイムは午前中から午後にかけて大きく変化するから。だけど、マシンは正しい方向に進歩してると確信してる。もちろん、まだやるべきことはあるけれど、残りの2日間は(セバスチャン･)ブエミが乗るから、来週、バルセロナでマシン乗るときには、さらに改善されていることを期待してるよ」。

※1 KERS
ブレーキング時のエネルギーをチャージして、推進力にするシステム。

※2 DRS(downforce reduction system)
ダウンフォース調整システム