F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ヴィタリー･ペトロフ
グリッド=10番 / 決勝=9位
「予選の結果を考えれば、9位で2ポイントを獲れたのは悪くないんじゃないかな。それでも、さらに上位を狙って、より多くポイントを獲得できなかったのは残念だけどね。戦術に問題はなかったよ。どこに改善の余地があるのか、見てみる必要があるね。データを分析して、どこが悪かったのか見つけないと。トルコでは、オーストラリアやマレーシアのような活躍を演じられるようにしたいよ」。

◆ニック･ハイドフェルト
グリッド=16番 / 決勝=12位
「16番手というグリッド位置を考えても、いい結果とは言えないよ。スタートは上手くいかなかったけれど、1コーナーで攻めの走りをして、いくつか順位をあげることができたんだ。2〜3周でKERS（カーズ＝Kinetic Energy Recovery Systemの略。運動エネルギー回生装置）に問題が起こって、フルパワーを出せなくなったんだ。そのせいで、前のマシンを追い越すことも、順位を守ることも、すごく難しくなったんだ。2回目の走行はまずまずのペースを保てたけど、順位を上げられるほどではなかったんだ。早めにハード･タイヤと交換したのは、そうすることで単独走行して、有利に戦いを進めるためだったんだ。残念ながら（セルジオ･）ペレスと（エイドリアン･）スーティルも同時にピットに入って、最後の走行では自分のペースを見せることができなかったよ」。