FIA、イスパニアに罰金
イタリアGPが終了した18時18分、プレスルームにFIAからリリースが届いた。
「HRT(イスパニア・レーシングチーム)に、ピットストップで安全を守れなかった」として20万ドル(約170万円)の罰金が言い渡された。
事態の状況は、山本左近がピットイン(14時37分)でタイヤ交換を終え、”作業終了”を告げるロリポップ(棒がついたキャンディに似ていることからそう呼ばれる)の合図で左近がスタートしたが、実は後輪の担当者の作業が終わっておらず、作業中のメカニックをタイヤに巻き込む結果となったもの。
ピットに救急車が駆けつけ、一時は、心臓マッサージを受ける状況から深刻なダメージも心配されたが、結果的にメカニックは骨折などもなく、無事だった。
左近は、「怪我がなくて安心しました」と語ったが、FIAは、チームの安全管理に対して、ペナルティを決定した。
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