オリジナル リリース-マルシア・ヴァージン・レーシング【マレーシアGP プレビュー】
◆ティモ・グロック
「オーストラリアからマレーシア入りして、現地の気候に合わせながら体力面の準備を進めてるよ。シーズン中、もっとも厳しいレースのひとつで、特に肉体的な負担が大きいんだ。蒸し暑さが問題で、体を鍛えておけば、きっといい結果につながるはずさ。マレーシアにはいい思い出がたくさんあって、2009年は優勝したジェンソン・バトンを追いかけて表彰台に立ったんだ。大荒れの天気でレースは中断されてしまったけどね。セパンのコースはかなり個性的で、特にターン14が難しい。楽しみなレースだし、マシンの性能を可能なかぎり引き出して、2台そろって完走したいね」。
◆ジェローム・ダンブロジオ
「デビュー戦は、最初から最後まで本当に楽しかったよ。メルボルンのいろいろな経験が、クアラルンプールでも活かせると思う。いいスタートが切れたよ。セパンのコースはGP2で走って知ってるんだ。レイアウトは面白いし、条件が厳しいほど、上手く走れたときに得られる満足感が大きいね。それは、体力がないと得られない喜びさ。当面の目標は、前回より良い予選結果を残すこと。2台のマシンを揃って完走させることが出来れば、かなり進歩があったと認められるだろう。地味だけど大切な一歩なんだ」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】