明日のフリー走行は雨?!–日本GP開幕前日の空
まさにどんよりの空模様。
2017F1GP第16戦日本GPの開幕を明日に控えた10月５日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットは、暑い雲に覆われたどんよりとした空に覆われている。
明日の降水確率は、午前中が50％、午後が80％とかなりの確度で雨を予測している。土曜日も、雨の可能性が高いが、日曜日は秋晴れになりそう。
となると、決勝レースに向けて、どうする?
まず、最近のF1は、ドライとウェットのセッティングに大きな違いはない。とはいえ、細部の確認は金曜日にしておきたい。が、金曜日が雨で日曜日がドライとなると、肝心のドライ路面の確認ができない。早い話、金曜日の走行は、基本的な確認と、ファンサービスということになる。
もし、天気予報が現在のまま、金曜日と土曜日が雨、日曜日がドライだとすると、注目すべきは予選だ。上位陣は、ウェットでも、ウェット路面をドライセッティングで走る。スタートするまで、予選のセッティングを変えられないからだ。
ここで、ギャンブルを仕掛けてくる下位チームが出るかもしれない。ウェットセットで予選を走り、少しでも上位のグリッドを得る。そして万一、決勝が雨になったら、チャンスが出る、という筋書き。
今回の天気予報はかなりの確度で当たりそうだが、天気予報に100％はない。乙女心と秋の空。勝手な想像がレースを楽しくする秘訣ではある。
［STINGER］山口正己
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