【WEC】ポルシェ、1/1000秒まで同タイムで奇跡のPP!!
歴史に残る同タイム!! ポルシェ919 HYBRIDがポールポジョンを決めた。
富士スピードウェイから中国の上海サーキットに舞台を移したWEC(スポーツカー世界耐久選手権)第7戦の予選で、非常に珍しい記録が出た。
ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組のポルシェ919 HYBRIDがポールポジョンを決めたのだが、2番手の8号車トヨタTS040 HYBRIDが、1/1000秒まで同タイムだった!!
WECの予選は、単独で競うのではなく、耐久レースらしく、2名のドライバーのベスト2ラップが合算され、合計4ラップの平均タイムで競われるが、まずは1分48秒300の平均トップタイムを記録していた⑭ポルシェに対して、最後にアタックしたトヨタのセバスチャン・ブエミのタイムで、トヨタの平均タイムもぴったり1分48秒300だった。先にタイムを記録したポルシェに優先権があったことから、ポルシェが歴史的な同タイムのポールポジョンを奪った。
3位以下は、ポルシェ-トヨタ-アウディ-アウディのオーダー。富士の第5戦で見えた、スピードのポルシェ、総合力のトヨタの傾向がここでも強く印象付けられた。
決勝レースは、2日日曜日に行なわれる。
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