【WEC】日産、GT-R LM NISMOの新ドライバーを発表
マーデンボロー(左)は、アウディのドライバー経験もあるルーカス・ルアー(右)のチームメイトを務めたこともある。
日産は2月12日(木)、今季の世界耐久選手権(WEC)とル・マン24時間レースに参戦するGT-R LM NISMOのドライバーを、新たに3人発表した。
今回、シカゴ・オートショーの会場で日産は、GTアカデミー出身のヤン・マーデンボロー、ルーカス・オルドネス、2名のGTアカデミー・ドライバーと、ベテラン・ドライバーのミハエル・クルムの起用を発表した。
マーデンボローは3年前までは、昨年2度目のF1タイトルを獲得したルイス・ハミルトンに憧れる普通の学生で、プレイステーションの「グランツーリスモ」を楽しんでいた。
そして、日産とプレイステーションの実施する、日産GTアカデミーにエントリーし、マーデンボローはゲームから現実のレースの世界に飛び出した。
その後はGP3シリーズでの優勝や、ル・マンのLMP2クラスに参戦する活躍を見せた。
オルドネスはGTアカデミーの初代勝者で、GTアカデミー出身ドライバーとして初めてル・マンに参戦したドライバーで、GTアカデミー・ドライバーの立役者と言える。
その後、様々なレースを経験し、今年からスーパーGTのGT500クラスへの参戦も決定している。
Photo by 日産自動車株式会社
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