F4に注目の新チーム!!
ドライバーの銘苅翼と握手するメディアドゥ 影山レーシングの影山正彦監督(右)。
童夢がシャシー制作を手がけ、注目されるFIA-F4シリーズ。新たなスタートを切るシリーズに話題を添える新チームが誕生する。
『MediaDo Kageyama Racing』 は、国内トップカテゴリーで数々の実績を持ち、現在は若手育成にも積極的に取り組んでいる影山正彦をチーム代表/監督とし、メインテナンスは、トムス・スピリットが担当。ドライバーには、カート、FCJ、F3などで優勝経験を持つ銘苅翼(めかるつばさ)が起用される。
また、ブリヂストンのモータースポーツタイヤ開発者からスクーデリア・フェラーリF1チームで活躍した浜島裕英エンジニアがスペシャルアドバイザーとしてチームに加わることも話題。影山監督も全日本F3000時代に使ったゼッケン16でデビュー戦のエントリーを済ませ、活躍が期待されている。
また、チーム名のベースとなったIT、電子書籍の分野で活躍する株式会社メディアドゥの協力を得たことに加え、人気ロックバンド『flumpool(フランプール)』がスペシャルサポーターとして応援することから、チームが音楽業界とモータースポーツ業界の架け橋となって話題を集めることが期待されている。
ちなみに、チームの母体は、昨年11月11日に設立された株式会社HYDRANGEA motor sports(ハイドレンジア モータースポーツ)が行なうが、谷口彰史代表は、ミハエル・シューマッハやセバスチャン・フェッテル、ジェンソン・バトンが訪れる日本料理店のオーナー兼板長であり、レース関係者の間で、正当派レースファンとして知る人ぞ知る存在。
会社名に冠される【HYDRANGEA・ハイドレンジア】は、”あじさい”の学名であり、flumpoolの楽曲のタイトルとしても知られるが、谷口代表は、「自分たちにとどまらず、モータースポーツ業界の小さな花が集まって大輪の花となる”あじさい”のようになればとの願いを込めてネーミングした」という。
photo by HYDRANGEA