FIA-F4第2戦も牧野が連勝!!
スタートでジャンプアップして、別格の走りを見せて連勝した17歳の牧野。
FIA-F4選手権は、土曜日の開幕戦に続いて、日曜日に第2戦を行なった。
レースは雨でスタートしたが、土曜日朝の予選のセカンドファステストラップで決まる第二戦を、ポールポジョンからスタートするはずだった銘苅翼が、2周のセーフティカーランの後、スタートに向けて加速した最終コーナーでスピン!! 大きく順位を落とした。
この混乱をクリアーして、5番手からスタートした第一戦ウィナーの牧野任祐がトップに立って、そのままリードを広げて連勝した。
童夢からの第一号車を手に入れて最も多くのテストをこなしている牧野だが、17歳とは思えない落ち着いたレース運びは、文句なしの連勝として、FIA-F4の歴史の最初に名を連ねた。
スタートを前に大きく遅れた銘苅は、5年ぶりのレースの感覚を取り戻しつつポジションを挽回。激しい4番手争いをしていた4台の中で、集団の2番手から、10周目に勝負に出た。
セクター3でダントツの速さを見せていた銘苅は、メインストレートの加速を利して1コーナーで、4争いの集団をリードしていた三笠をパスしたが、若干レコードラインを外し、立ち上がりで踏ん張った三笠にクロスラインで前を譲ったが、その三笠が姿勢を乱して銘苅に接触、2台ともレースを終えた。
大きな注目の中で開幕2戦を無事に消化したFIA-F4の次のレースは、5月3日と4日に富士スピードウェイで行なわれるスーパーGT第二戦のサポートイベントとして行なわれる。
◆FIA-F4第2戦トップ10
1. 牧野任祐
2. 坪井 翔
3. 大津広樹
4. J.ムンロ
5. 上村俵太
6. N.コスタ
7. 石坂瑞基
8. 白石勇樹
9. 平木湧也
10.里美乃亜