中嶋一貴、強さの今期初勝利!!
3番手グリッドから絶妙なダッシュでトップを奪い、今期初勝利をもぎ取った中嶋一貴。
2015スーパーフォーミュラ第5戦が大分県のオートポリスで決勝レースを行ない、予選3番手からスタートダッシュを決めてトップに立った中嶋一貴が、今期初勝利を飾った。
心配された雨もなく、青空も覗くドライコンディション。レースは、ポールポジョンの石浦宏明に続いて、スタートが得意な小林可夢偉と中嶋一貴のスタートが注目された。
小林可夢偉が見事な蹴りだしで石浦宏明を捉えたが、さらに鋭いダッシュを決めたのが中嶋一貴だった。1コーナーでトップに立つと、そのまま53周を逃げきった。
しかし、終盤、中嶋一貴と同様にギリギリまで規定のピットストップを伸ばし、小林可夢偉ま前に出ていた石浦宏明が、タイヤ無交換の中嶋一貴 に対して、フロント2輪だけ交換して、追い上げにすべてを賭けた。しかし、中嶋一貴は、グリッフダウンしたタイヤを巧みにコントロールして追撃を許さなかった。
また、シリーズポント争いでは、石浦宏明を筆頭に、今回のウィナー中嶋一貴、予選11位から追い上げて4位に食い込んだJ.P.DE.オリベイラ、そしてA.ロッテラーの4人にチャンピオンの権利が残されることになた、今後の展開を楽しみにした。
次の第6戦は、スポーツランド菅生で、10月17日に決勝レースを行なう。
◆2015スーパーフォーミュラ第5戦決勝トップ10
1. 中嶋一貴 T PETRONAS TOM’S SF14
2. 石浦宏明 T P.MU/CERUMO · INGING SF14
3. 小林可夢偉 T Team KYGNUS SUNOCO SF14
4. J.P.DE.オリベイラ T LENOVO TEAM IMPUL SF14
5. A.ロッテラー T PETRONAS TOM’S SF14
6. J.P.DE.オリベイラ LENOVO TEAM IMPUL SF14
7. J.ロシター T FUJI×D’station KONDO SF14
8. 山本尚貴 H TEAM 無限 SF14
9. 国本雄資 T P.MU/CERUMO · INGING SF14
10.中嶋大祐 H NAKAJIMA RACING SF14
※T=トヨタ、H=ホンダ
photo by JRP