千代勝正、チャンピオン獲得!!
最終戦でチャンピオンを決めた!!
2015ブランパン耐久シリーズ最終戦で、千代勝正/Alex Buncombe/Wolfgang Reipがシリーズチャンピオンを決めた。
日本人として、世界を舞台にするツーリングカーシリーズでのタイトルは千代勝正が初めて。
最終戦の舞台は、ニュルブルクリンク。千代勝正は、バサースト、ポールリカーの次ぐ優勝に続いて3位フィニッシュし、タイトルマッチとなった最終戦でシリーズチャンピオンを射止めた。終盤は、タイトルを争うベントレーとの熾烈なバトルとなったが、GT-Rに軍配が上がった。
レースを終えた千代勝正は、「本当に嬉しいです。チームとチームメイトのアレックス(Alex Buncombe)と、ウルフガング(Wolfgang Reip)、そしてニッサンのバックアップのお蔭でチャンピオンを獲得できました」
「スタートでいくつかポジションを失ってランボルギーニの後ろで我慢の走りを強いられましたが、悪くないポジションでした。アンカーを務めたアレックスが素晴らしい走りをしてくれましたが、最後のこの時間は、人生で一番長かったです!」
「たくさんの応援ありがとうございました。信じられないようなレースでした。チャンピオンになりたいとチーム全員が強く思い、それを実行して、達成した、この喜びは言葉に出来ません。まずは本当にチームと関わるすべての皆様に感謝したいです。本当にありがとうございました。ヨーロッパに挑戦して2年目、苦しい時もたくさんありましたが、本当に挑戦して良かったと思いますし、このチームと一緒に戦う事が出来て、本当に良かったです」
千代勝正は、 NISSAN DRIVER DEVELOPMENT PROGRAMのサポートを受けているが、今シーズン、バサーストでの優勝を皮切りに、日本人若手の中で最も成長したドライバーとして注目を集めている。
この成果をニッサンがどう讃え、2016年に千代勝正をどう処遇するか、注目される。
photo by Blancpain