ルマン24時間が始まった
準備万端で車検を通過したトヨタ陣営。気は早いが、どちらが勝っても、日本人初の日本車でのルマン勝利になる。
一年で日照時間が最も長い夏至。夜は22時頃まで明るいフランスのその日長をいかに快適に楽しく過ごすかという想いで始まったとも言われる伝統のルマン24時間ウィークが幕を開けた。
今年も、ポルシェ919Hybrid、アウディR18 e-toron quattro、トヨタTS050 HYBRIDの先陣争いが話題の中心。駿足ポルシェが昨年の力を継続してパワーを見せつけるのか、アウディが王座を奪回するのか、それともトヨタが念願の初勝利を飾るのか。
注目の1戦は、6月12日日曜日から2日間の公式車検からスケジュールを開始した。2日間の車検の後に、フリー走行と予選を水曜日に行ない、木曜日には昼夜2回の予選でグリッドを決め、金曜日に市内パレードを経て、土曜日の午後にスタートする。
トヨタは順調に車検をクリアー。和気あいあいのムードの中で、全員が笑顔の初日を過ごした。
今年のルマンは、例年以上に、熱い闘いが予測されている。
photo by GAZOO RACING