やっと曲がるクルマになった–笹原右京、久々の本番=FIA-F3
久々の実戦を、得意のスパ-フランコルシャンで闘っている笹原右京。木曜日のフリー走行から、「曲がらないクルマ」に手を焼いていたが、3レースのうち2レースを消化した段階で、ジワリと「曲がるクルマ」になってきたと自身のフェイスブックで報告した。
金曜日に行なわれた2レースは、レース1も2もウェット。レース1のウェット宣言を、右京得意のパターンと喜んだのも束の間、セッティング変更の効果なく、あいかわらずクルマが曲がらない。
それでも右京は、水煙で前が見えない大雨の中で、自力で2台パス、自滅したライバルもいて、18番手スタートから13位でゴールした。
レース2では、スタートの混乱で接触を喫し、万事休す。しかし、ピットに入ってセットの確認をすることにし、そこでやっと曲がるクルマに近づけることができたという。
土曜日のレース3は、曲がるクルマで「上手くまとめたい」と右京。「難しい週末ですが、明日の最後のレースは何か発見できるように、チーム共に頑張っていきます」と気丈にコメントした。
明日のレース3は、13時10分(日本時間20時10分)にスタートする。
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photo by K-point