野尻智紀、初ポールポジョン!!–スーパーフォーミュラ第5戦レース2予選
完璧な走りでポールポジョンを決めた野尻智紀。
岡山国際サーキットで土曜日/日曜日にそれぞれ予選と決勝が行なわれるスーパーフォーミュラ第5戦、11日日曜日午前10時からのレース2の予選は、目まぐるしい展開を見せ、昨日の第一レースで優勝したストフェル・ヴァンドーンのチームメイトの野尻智紀がポールポジョンを獲得した。
まず、Q1では、 第4戦でポールポジョンから初勝利を飾った関口雄飛がトップタイム、野尻智紀、ストフェル・ヴァンドーンと続き、昨日のポールポジョンだった中嶋一貴がノックアウトの異変が起きた。
◆Q1結果
1. 関口雄飛 T
2. 野尻智紀 H
3. ストフェル・ヴァンドーン H
4. B.バケット H
5. N.カーティケヤン T
6. J.P.DE.オリベイラ T
7. 小林可夢偉 T
8. 国本雄資 T
9. J.ロシター T
10. 石浦宏明 T
※以下、ノックアウト
11. 中嶋一貴 T
12. 中山雄一 T
13. A.ロッテラー T
14. 中嶋大祐 H
15. 山本尚貴 H
16. 伊沢拓也 H
17. W.ブラー T
18. 小暮卓史 H
19. 塚越広大 H
10台によるQ2が始まった直後、小林可夢偉が、ストレートをまったく曲がらずにコースオフしてクラッシュした。ゼッケン8SUNOCO TEAM LEMANS SF14は減速する様子がなく、まっすぐコースオフしてタイヤバリアに当った。
ブレーキかアクセルのトラブルで減速できなかった様子だが、小林可夢偉は自力でコクピットを出た。最初にコースインした小林可夢偉のアクシデントは、アタックラップに向かうウォームアップラップ中の出来事。
小林可夢偉のアクシデントの処理が終わってQ2が再開されたのは残り3分少々のところ。2アタックの決戦となり、緊迫ムードに包まれた。
まず、石浦宏明、国本雄資が1分15秒台を記録、そのタイムをJ.P.DE.オリベイラ、野尻智紀が1分14秒台に進めて1回目のアタック終了。
2アタック目で、野尻智紀が、自身も「あんなタイムが出るとは思わなかった」というペースでセクターベストを刻んで、石浦宏明-ストフェル・ヴァンドーンの二人を飛び越えてトップへ。野尻智紀が殊勲のポールポジョンを決めた。
決勝レースは、2時30分にスタートする。
Q2結果(予選トップ10)
1. 野尻智紀 H
2. 石浦宏明 T
3. ストフェル・ヴァンドーン
4. J.ロシター T
5. J.P.DE.オリベイラ T
6. 国本雄資 T
7. N.カーティケヤン T
8. 関口雄飛 T
9. B.ハゲット H
10. 小林可夢偉 T