トヨタ、WRCに3台目投入!!
マキネン代表を挟んで、大抜擢のラッピ(右)とコ・ドライバーのフェルム。
WRCに復帰し、早くも2戦目のラリー・
スウェーデンで優勝を勝ち取ったTOYOTA GAZOO Racingは、ここまでの体制を強化して、5月19日(金)に開幕する第6戦ラリー・ド・ポルトガルに、開発ドライバーのエサペッカ・ラッピを加えた3台体制とすることを発表した。
ラッピは、3台目のヤリスWRCのドライバーとして、ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC10号車)、ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC11号車)と共にチームに加わり、開発ニーズに応じて、今シーズン中にいくつかの欧州イベントに参戦する。
復帰初年度である2017年を学びの年と捉え、3台目の投入で開発スピードを加速させることが狙い。
ラッピは、昨年のWRC 2でシリーズ優勝の実績を持つ26歳の有望株で、2017年シーズン前からチームにテストドライバーとして加入している。コ・ドライバーはヤンネ・フェルム。
■エサペッカ・ラッピ
1991年1月17日フィンランド生まれ(26歳)
*2007年:フィンランドカート選手権チャンピオン
*2008年:ラリースプリント全戦勝利
*2009年:ラリー初参戦
*2011年:WRC初参戦
*2012年:フィンランドラリー選手権全戦勝利
*2013年:ボーダフォン・ラリー・ポルトガルでWRC2初優勝
*2014年:FIA ERCチャンピオン
*2016年:WRC2チャンピオン
WRCでの実績
WRC 2出場:17回、WRC 2での勝利:7回、表彰台:11回、
獲得ポイント:245、ステージ優勝:126回
photo by GAZOO RACING