FIAとACO、協力合意を3年間延長
調印を終え、ガッチリと握手を交わす、フィオンACO会長(左)と、トッドFIA会長。
FIA(世界自動車連盟)のジャン・トッド会長とACO(西武自動車クラブ)のピエール・フィヨン会長は、世界耐久選手権(FIA WEC)に関する協力の合意の3年間延長に署名、両者のパートナーシップは2020年末まで延長された。
調印は、2017年WEC開幕戦の舞台となったシルバーストーンで行なわれ、世界中のジャーナリストの前での、FIA耐久コミッションの会長リンゼー・オーウェン・ジョーンズ卿も列席した会見で、合意書に署名が行われた。
ジャン・トッドFIA会長は、「FIA WECのプロモーターであるACOとの協力に関する合意の延長を発表ができてうれしい。耐久レースはオートスポーツの重要な部分であり、FIAとACOの間の緊密な協力を続けていく」とコメントした。
ピエール・フィヨンACO会長は、「2011年に我々の協力を発表した時には、多くの人が、疑いの目を持って見ていました」と前置きして、「5年間の成功と、これからの新しい時代を前にして、この協力はうまくいっていると、今日ははっきり言えると思う。ACOを代表してこのパートナーシップの延長に署名できるのを非常に嬉しく思う」と語った。
photo by WEC