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トヨタ、先手、可夢偉最速–WEC第2戦スパ-フランコルシャン6時間フリー走行

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初の3カー体制。ル・マンに向けて、必勝体制が見える。


2017WEC第2戦がベルギーのスパ-フランコルシャン・サーキットで開幕、5月4日木曜日の初日フリー走行で、トヨタTS050 HYBRIDの小林可夢偉が最速タイムを記録した。

トヨタは、第3戦のル・マン24時間レースに3台のTS050 HYBRIDでの参戦を決め、そこに備えて初の3台体制で『スパ-フランコルシャン6時間』に臨む。3台目の9号車には、ステファン・サラザン、ニコラス・ラピエールと共に2016スーパーフォーミュラチャンピオンの国本雄資が乗る。

小林可夢偉のドライブで最速タイムを記録した7号車は、前戦のアクシデントに遇ったホセ・マリア・ロペスがルマンに備えて大事をとって休戦、可夢偉とマイク・コンウェイの2名で今回は走る。

第2回目に小林可夢偉が記録した最速タイムは、1分56秒369。2台のポルシェを挟んで8号車の中嶋が1分57秒914で4番手、そして9号車はラピエールが記録した1分58秒494で5番手となった。

1ヶ月半後に迫ったル・マン24時間に向けて、最適のセッティングを見つけることを目指して、7号車と8号車はコーナーの走行安定性狙ったハイ・ダウンフォース仕様、9号車はル・マンの高速コースでの走行を想定したロー・ダウンフォース空力仕様を投入した。

小林可夢偉 (7号車)
練習走行とはいえ、最速タイムをマーク出来るのはいつでも嬉しい。良いスタートを切れましたが、今日のデータを精査して、パフォーマンスを上げることが出来ると思う。ライバルとは厳しい競り合いになると思うが、とにかく決勝レースへ向けての準備を進めて行く。

中嶋一貴 (8号車)
スパは本当に大好きで、久しぶりに楽しんだ。順調な一日だった。種々の異なるタイヤ特性を検証し、それに合ったセットアップを試した。マシンの感触は素晴らしく、特にハイ・ダウンフォース仕様のグリップは最高。あとは決勝をどう戦うかを考えていく。

国本雄資 (9号車)
初めてスパを走ったが、とても楽しかったが、決勝レースへ向けて多くのことを学ばなくてはならない。TS050 HYBRIDの能力を最大限に発揮出来るよう、着実に学んで行くことに集中している。経験豊富なステファンとニコラスに助言をもらいながらセットアップを進めるのは、とても貴重な経験だ。

◆フリー走行1
1. 7 小林可夢偉/コンウェイ トヨタ TS050 HYBRID 1分57秒940
2. 2 ベルンハルト/バンバー/ハートレー ポルシェ919ハイブリッド 1分57秒976
3. 1 ジャニ/ロッテラー/タンディ ポルシェ 1分58秒869
4. 8 中嶋一貴/ブエミ/デビッドソン トヨタ TS050 HYBRID 1分58秒914    5. 9 サラザン/国本雄資/ラピエール トヨタ TS050 HYBRID 1分59秒633  

◆フリー走行2
1. 7 小林可夢偉/コンウェイ トヨタ TS050 HYBRID 1分56秒369
2. 2 ベルンハルト/バンバー/ハートレー ポルシェ919ハイブリッド 1分56秒874
3. 1 ジャニ/ロッテラー/タンディ ポルシェ 1分57秒045
4. 8 中嶋一貴/ブエミ/デビッドソン トヨタ TS050 HYBRID 1分57秒917
5. 9 サラザン/国本雄資/ラピエール トヨタ TS050 HYBRID 1分58秒494
[STINGER]
photo by GAZOO RACING
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