オリジナル リリース-ブリヂストン
<リリース要約>
◆ブリヂストンが持ち込んだスーパーソフトは、上海サーキット初日で最速のタイヤだった。そのタイムは、ブロウンGPのバトンが午後のフリー走行2で記録した。
◆固い方のミディアムタイヤでは、午前中に、マクラーレンのハミルトンが最速タイムを記録している。
◆シーズンオフを挟んで、レースが開催されていなかったことで、直前にGP2のテストが行なわれた去年10月の中国GPの初日より路面のグリップが低かった。
◆浜島裕英モータースポーツタイヤ開発部長は、「午前中の路面はとても滑り易かったけれど、午後に少しよくなった。ブロウンとトヨタのタイヤは、とてもきれいな磨耗の仕方をしており、彼らのクルマがタイヤに優しいことが想像できる。しかし、他のいくつかのチームは、ベストセッティングを模索しているところだ。ラバーが乗ってグリップが安定し始めたフリー走行2回目では、スーパーソフトは開幕戦のオーストラリアほど厳しくないことがわかった」。
◆レースでの2種類のタイヤの使い方について、「チームが行ったテストでのフィードバックを元にタイヤを決定している。今年は、FIA(国際自動車連盟)とチームからの要請で、性格の大きく異なるタイヤを供給しているが、これがレースをよりチャレンジングにしている。使いかたについてはいろいろな意見があると思うが、固い方のミディアム・タイヤがレースでは活躍するだろう。スーパーソフト・タイヤも、使いかたやマシンのセットアップ、ドライバーの走り方で活かされるはずで、タイヤをどう使うかで上海のレースは面白くなると思う」。