レッドブル、新型ディフューザー投入はモナコ以降
レッドブル・レーシングのマシンデザインを担当するエイドリアン・ニューイは、新型のディフューザーを投入するのは、早くても来月末開催のモナコGP以降になると明らかにした。
「RB5(レッドブルのマシン)は他のチームと違い、プルロッド・リアサスペンションを採用しているため、これにあわせて新型ディフューザーを搭載するのは容易なことではない。その代わり、投入すれば、かなりの効果があることは間違いないだろう」。
「新型ディフューザーとマシンの整合性を合わせるのは、難しいチャレンジになる。だから、新型ディフューザーの投入は、モナコ以降になる」。
※プルロッド・リアサスペンションは、他のチームが採用するプッシュロッド・リアサスペンションよりも軽量で重心が低くなる。そのため、マシンハンドリングが向上するが、プッシュロッドよりも低い位置に設置されているため、その下に新型ディフューザーを取り付けるスペースを確保することが難しい。
※ディフューザーとは、マシンの下面後端部に取り付ける整流板のこと。