オリジナル リリース -スクーデリア・フェラーリ・マルボロ
◆スクーデリア・フェラーリのトルコGPの得点はわずか3点だったが、6位に入ったフィリッペ・マッサに感謝したい。キミ・ライコネンは9位だった。
◆レースはスタートで決まった。マッサはいいスタート切って、トゥルーリを交わして5位に上がった。トゥルーリは、ロズベルグにも抜かれた。キミにとっては、最終コーナーがキーだった。ルノーのアロンソと争って12コーナーでルノーのリヤタイヤに左フロント・ウィングを当ててダメージを負い、BMWザウバーのクビツァにも抜かれてしまった。2台のF60は十分なペースを保てず、1周目のポジションのままでゴールした。
◆キミ・ライコネン
「望みどおりのレースではなかった。1周目で決まっちゃったよ。今日は、そこで失ったものを取り返せるほど速くなかった。週末に進化を確認できたけれど、まだまだベストのレベルじゃない。特にこういうコースではね。他も開発のスピードを緩めないから追いつくのは簡単じゃないけれど、集中してプッシュしていくよ。そう時間がかからないでトップに戻れると信じている。簡単なことじゃないけど、チームを信じているからね」。
◆フィリッペ・マッサ
「今日は難しい日だったよ。6位が現状で出来得る最高の結果だったと思う。前の連中と戦える十分なスピードがなかったからね。次のシルバーストンのレース(イギリスGP)に向けてマシンの開発の手綱を緩めないでいかなくちゃならない。金曜日から、タイヤがうまく働くように努力した。たとえば今日は、ソフト・タイヤはきのうまでよりうまく使えた。でも、最初からそれを使うのはリスキーだった。でも、昨日よりよくなっていたからね」。