オリジナル リリース-パナソニック・トヨタ・レーシング
◆重い燃料を積んでスタートした両ドライバーは、レース半ばで最初のピットストップを実施。スーパーソフトタイヤに履き替え、比較的短いスティントを2つ走る戦略を取ったグロックは、終盤に別のスーパーソフトタイヤに変え、1分38秒683のレース全体の最速ラップを記録。これは、パナソニック・トヨタ・レーシングにおける歴史の中で3回目の嬉しい記録となった。
◆ヤルノ・トゥルーリ
決勝=13位
「グリップ不足に苦しめられたし、スタートも上手くいかず、予選からクルマは進化しなかった。僕は今日も同じ問題を抱えていたし、フリー走行のときの感触にはほど遠いグリップだったよ。ベストを尽くしたけれど、順位を上げるためにできることは何もなかったんだ。ベルギーではもっと良い結果を出したいよ」。
◆ティモ・グロック
決勝=14位
「ブダペストのように、レースでの僕たちはとても速かった。それだけに、スタートのアクシデントは残念だよ。前を走るクルマを避けるためにブレーキを強くかけたけど、第1コーナーで内側に勢いよく突っ込む形になったんだ。すると、背後から追突されたから、その時点で上位のポジションを獲る望みはほとんど消えたね。だけど、せめてデータを収集しようと、残りのレースを精一杯戦ったし、最後に最速ラップを記録して戦闘力があることを示せたのは良かったよ」。