オリジナル リリース – ブリジストン
ライコネンに一秒以下のタイム差で続いたのは、ポールポジションからスタートしたジャンカルロ・フィジケラ。フィジケラはソフト・ソフト・ミディアムのタイヤ戦略で、フォース・インディア初の2位という過去最高の結果をもたらした。3位は、ミディアム・ミディアム・ソフトのタイヤ戦略を使ったセバスチャン・ベッテルが入った。
◆安川ひろし (株)ブリジストン モータースポーツ推進室長
「今年初めての優勝を果たしたキミ・ライコネンとスクーデリア・フェラーリ・マールボロにお祝いを申し上げます。また、見事2位を獲得したジャンカルロ・フィジケラとフォース・インディアにもお祝いを申し上げます。今日は、ブリジストンのタイヤが素晴らしい演出に一役を買い、非常にエキサイティングなレースを観ることができました。今回はブリュッセルを本拠地とするブリジストン・ヨーロッパのホーム・レースでもありましたので、サーキットの観客及び世界中の大勢TV視聴者が、このような素晴らしいレースを観ることができたのは、大変嬉しいことです」。
◆浜島裕英(株)ブリジストン MS・MCタイヤ開発本部長
「タイヤに関しては非常に興味深い週末でしたし、これがとてもエキサイティングなレースを提供したと思います。ミディアムとソフトのブリジストン・タイヤは、どちらを選択しても期待する高い性能を発揮しました。表彰台の全員がそれぞれ異なるタイヤ戦略で、このリザルトを達成しました。どのタイヤがどのチームにとってベストだったかは、クルマの特徴、セットアップ、ドライバーの好みなどによって異なり、かなり幅広い戦略のチョイスが見られました。今日は、今シーズン初めて非常に小さいブリスターが発生しました。これは、今回のコースでタイヤが酷使されたことを示しています。モンツァでも同じタイヤ選択となりますので、ここで学んだことをチームがいかに次のレースで活かすかというのが興味深い点です」。