オリジナル リリース – スクーデリア・フェラーリ・マールボロ【シンガポールGP(金)】
◆ステファノ・ドメニカリチーム代表
「明確なのは、今日のフリー走行のタイムを比較してみると、一方(ライコネン)は見えない理由で考えさせられる結果になり、もう一方(フィジケラ)は、明らかに難しい状況にアクことが分かった。多くのチームがそれぞれマシンを進化させてきている。ここ2カ月、我々はF60の開発を凍結させていた。これは正しいと思って選んだ道だが、我々は、手持ちのパッケージに集中して、過去の2レースでやったようないい仕事ができれば、結果はついてくると思っている」。
◆ジャンカルロ・フィジケラ
フリー走行1 24周 1分52秒390/17位
フリー走行2 31周 1分50秒253/16位
「とてもむずかしい日だった。クルマは過敏で、セットアップの方向が見つからないままだよ。じっくり腰を据えて、予選と決勝を考えたいね。モンツァよりいい結果を出すことが目標だ。でも、それが簡単じゃないことは分かっている。路面が非常に滑り易くて、タイヤにグレイニング(ささくれ)が出ることもあった。ウェーバーのアクシデントで、ソフト・タイヤのロング・ランをマネージメントできていないのも残念だった。ソフト・タイヤは、コンマ3〜4秒も早いけれど、安定性では疑問符付きだね」。
◆キミ・ライコネン
フリー走行1 19周 1分50秒865/9位
フリー走行2 29周 1分49秒941/8位
「いつもの金曜日だよ。いくつかの小さな問題はあったけれど、全体的に言えば予定したプログラムはこなせたから。いつもチームにとって、燃料搭載量がどうだったかが問題だね。明日の予選でどういう走りができるか考えているんだ。今日の段階では、ここ数戦のように表彰台を狙うレースができるかどうかを語るのは早すぎるよ。柔らかい方のタイヤは、性能の落ち方がより早いことが今日の段階で分かった。ちょっと驚いたけれ、いつものことだよ。路面にちょっとずつラバーが乗って、状況は進化するよ」。