F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ティモ･グロック
決勝=2位
「とても良い週末になったし、チームにとってはこれまでの努力が報われたようだよ。うまくいった予選のあと、決勝はリズミカルにペースを掴むことができて、チームと自分自身の両方にとって本当に嬉しい結果だよ。1周目でフェルナンド(･アロンソ/ルノー)の前に出ることが重要だったけど、スタート直後にそれができなくて残念だった。フェルナンドがマーク(･ウェバー/レッドブル)と争っているのが見えたから、そこに飛び込んでパスすることができたんだ。それが功を奏して、それからは僕たちの戦略が上手く機能したよ。これが今日のレースの鍵だね。レース中、とにかくスピードに集中して、ミスひとつ起こさなかったんだ。日本GPを控えたチームにとって、本当に素晴らしい結果だよ。メカニック、エンジニア、そしてケルンと日本で働くチーム全員にとって大切なことなんだ。新しいパッケージを積んだクルマは好調だったから、鈴鹿でもまた競争力を発揮できると思うよ」。

◆ヤルノ･トゥルーリ
決勝=12位
「本当にタフで、僕にとってはあまりうまくいかないレースだった。トラフィックから抜け出して、最初のピットストップに入ったときにセーフティカーがコースに入ったのは、タイミングが悪かったよ。今週末を通じて、トラクションが得られなくて競争力を示せなかったよ。だけど、ティモが2位を獲得したことは、貢献してくれたチームのみんなにとってとてもすばらしいことだね。ティモはすばらしいレースをして、表彰台を獲得できたことはうれしいことだし、コンストラクターズポイント争いでもプラスになるよ」。