オリジナル リリース-ルノー・F1・チーム【バーレーンGP(日)】
◆ロバート・クビツァ
決勝=11位
「レースに向けてずっと努力を続けてきたけど、オープニング・ラップのアクシデントでそれが水泡と帰してしまった。フォーメーション・ラップ中にオイルレベルが上がっていることに気づいたんだ。きっとウェバーも同じトラブルを抱えていたのかもしれない。彼のエンジンからオイルが噴き出して、辺りはスモークに包まれた。スーティルはきっと、何も確認できずにスロットル・オフが遅れて、僕にヒットしたんだと思う。おかげでスピンを喫して、リアタイヤが一気に消耗してしまった。それからはずっとタイヤのオーバーヒートに悩まされて、12周目にピットインせざるを得なくなった。それからはハードタイヤを使ったけど、あれは大きなチャレンジだった。ポイント圏内のフィニッシュが目標だったけど、残念ながらできなかった。1周目のアクシデントさえなかったら、上位フィニッシュも夢ではなかったと思う。全体的には、ルノーにとってポジティブな週末だった。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。エンストンに帰って、すぐに新パッケージを用意するよ。エンジンやブレーキには、まったく問題はなかった。このままプッシュし続けるよ」。
◆ヴィタリー・ペトロフ
決勝=リタイヤ
「スタートが決まって、オープニング・ラップ終了時点では11番手だった。マシンフィールが良くて、前を走っていたバリチェロよりいいペースだったんだ。ターン12でアウト側の縁石に乗り上げてしまい、右フロント・サスペンションにダメージを受けたようだ。ピットに入ってマシンチェックをしてもらったところ、サスペンションのダメージがヒドすぎて修復不可能とのことだったので、リタイアしたよ。非常に残念な結果だけど、それまでのレース展開にはそれなりに満足している。いいマシンを用意してくれたメカニック他、スタッフ全員に感謝したい。彼らの仕事は素晴らしかった」。