エクレストン、「ルール変更時期尚早」
レギュレーションの変更でレースがつまらなくなったとして、各チームからルール改定を求める声が上がっているが、F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは、これを却下した。
今年からピットでの給油が禁止になったことで、各チームは基本的にレース中に義務付けられている2種類のタイヤ交換を行なうために1度きりしかピットストップを行なわなくなった。レギュレーションの改定で、昨年まで見られたようなピットストップによる順位変動がなくなり、オーバーテイクも難しくなってしまったため、チーム側はピットストップにおけるルール改定を求めている。
チーム側の主張に対してエクレストンは、「確かに各チームが主張しているように、レースがエキサイティングなものではなくなってしまったことは認めるが、だからといって、結論を出すのはまだ早い。こちらも色々と考えているから、まずはヨーロッパ・ラウンドが始まるまでの中国GP(第4戦)まで様子を見てみようじゃないか」とコメント。