インディカー第3戦、琢磨はトラブルで後退!
観客席はすべて芝生席という、ゴルフ場的ムードで観戦できる新発想。アメリカの次世代モーターレーシングを予感させるアラバマのバーバー・モータースポーツ・ パーク。 ロータス・カラーの琢磨は7番手にいる。
2010年インディカー・シリーズ第3戦インディ・グランプリ・オブ・アラバマは、バーミンガムの郊外に新設されたバーバー・モータースポーツパークで4月12日に決勝レースを行なった。
予選6番手を奪って注目された佐藤琢磨は、「慎重にいきすぎた」スタートでひとつポジションを落したものの、7番手をキープして序盤をこなしたが、11周目に、スロットルケーブルが切れるトラブルに見舞われてスローダウン、後退した。
優勝は、エリオ・カストロネベス。武藤英紀は、ピットの作戦が裏目に出て15位に終わった。
◆佐藤琢磨のコメント
「マシンはバランスの取れたものになっていた。レース終盤には上位陣とのバトルもあり、存在感を示すことはできたと思う。結果的には残念なものになったが、ピットストップも経験でき、燃料が減っていくに従って変化するマシンの挙動やタイヤのグリップの低下がどう進むのかなど、多くを学ぶことのできたレースだった」。
次のIRLシリーズは、第4戦、4月18日のロングビーチの市街地で行なわれる。
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