FIA、ブリアトーレ&シモンズと和解へ
F1でふたたび活動できることが決まったブリアトーレとシモンズ。
FIAは、2008年のいわゆる「クラッシュ・ゲート」に関わったとしてF1界から追放した元ルノー・チーム代表のフラビオ・ブリアトーレと、元ルノーでテクニカル・ディレクターを務めていたパット・シモンズの謝罪を受け入れ、追放処分を撤回したことをプレスリリースで明らかにした。
ブリアトーレは、当時ルノー・チームの代表だった2008年のシンガポールGPで、ルノーのドライバーだったネルソン・ピケJr.を故意にクラッシュさせ、チームメイトのフェルナンド・アロンソを優勝させた。この行為をピケJr.が暴露し、真実が明るみになったことでブリアトーレはモータースポーツ界から永久追放処分が下されていた。
なお、ブリアトーレとシモンズは、F1への関与は2012年の12月31日以降、FIAの管理するそれ以外の競技には2011年のシーズン末以降から活動が可能となっている。