マクラーレン、新型サスペンションの開発を中止
新型サスペンションの取り付けを中止したマクラーレンのMP4-25。
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは、FIAが車高を調整するパーツのと取り付けを禁止したため、車高の調整が可能な新型サスペンションの開発を中止した。
マクラーレンは、レッドブル・レーシングのマシンが高さを調節できるサスペンションを搭載していると疑い、同様の機能を持ったサスペンションを取り付けようとしていた。しかし、FIAがレッドブルのサスペンションを調査した結果、高さを調節する機能が備わっていないことがわかったうえ、今後そういった機能を持ったサスペンションの装備を禁止するよう指示が出ていた。
マクラーレンのエンジニアリング・ディレクターのパディー・ロウは、「システムは出来上がっていたが、マシンに組み込まないことになった」とコメント。