ピレリ、2011年のタイヤ供給に備える
来年はこんな光景も見られる?(写真は2008年にイタリアのマラネロで行なわれたモーターショーのもの)
1989〜1991年にF1にタイヤを供給し、現在はWRC(世界ラリー選手権)などにタイヤを供給しているピレリ(イタリア)は、2011年のF1タイヤ供給に向けて準備を進めていることを明らかにした。
ピレリはF1のタイヤ供給について、「F1へのタイヤ供給については、次回のスペインGP(5月9日)までにFIAとFOA(フォーミュラ・ワン・アドミニストレーション)に提案する予定」と説明している。
F1のタイヤは、今季限りでブリヂストンがF1から撤退することが決定しているため、代わりに2011年からタイヤを供給するメーカーが必要になる。今のところ、ピレリのほかにはミシュランやエイボンが名乗りを上げている。
※フォーミュラ・ワン・アドミニストレーション
F1の商業活動を運営する組織の一つ。F1の最高権威、バーニー・エクレストンが創設。