トロ・ロッソに新スポンサー
スクーデリア・トロ・ロッソは、リヒテンシュタインの投資会社、マネー・サービス・グループと長期の協力関係を結んだことを発表した。マネー・サービス・グループのロゴマークである龍の図柄が、今後マシンのコクピット両サイド、チーム車両、ドライバーのオーバーオールやチームウェアにあしらわれる。
マネー・サービス・グループの傘下にある4つの企業は、個人および法人向けに運営管理、投資、コンサルタント業務を行っている。スクーデリア・トロ・ロッソとの提携は、アルペンスキーとジャンプのワールドカップにおけるFISチーム4の支援に続き、マネー・サービス・グループの知名度を高めるためのものだ。
スクーデリア・トロ・ロッソのフランツ・トースト代表は、今回の契約締結について、こう語っている。「トロ・ロッソはマネー・サービス・グループという新スポンサーの参入を歓迎している。共に戦うのが、非常に楽しみだ。F1に新規参入する企業が多くない状況下で、この提携が実現したことはたいへん明るい出来事であり、数あるチームの中からスクーデリア・トロ・ロッソが選ばれたことを誇りに思っている。新興企業であるマネー・サービス・グループがこの決定を下したのは、成長のために斬新な選択が重要だということを示すものであり、私たちもF1チームとして、同様の手法から学びたいと考えている。マネー・サービス・グループのドラゴンと、以前からの雄牛が力を合わせて好結果をもたらしてくれるものと期待している」
マネー・サービス・グループの創設者、ミハエル・サイドルは、こう述べている。「F1は非常に人気の高いスポーツであり、スクーデリア・トロ・ロッソはこれから中心的な役割を果たそうとする若いチームなので、マネー・サービス・グループとの共通点も多い。今回の提携が設立したことをたいへん嬉しく思っている。スクーデリア・トロ・ロッソと共に、私たちも大いに発展していきたいものだ」