スペインGP 予選トップ3記者会見 セバスチャン・フェッテル
◆2位 セバスチャン・フェッテル
Q. 過去9年間、ここではポール・ポジションを獲得したドライバーが勝っています。明日はその流れを変えるつもりでしょうか?
セバスチャン・フェッテル(以下、フェッテル): もちろんさ。
Q. 今日もなかなか楽しい戦いだったのではありませんか?
フェッテル: そのとおり。マークは僕に勝ちたいし、僕はマークに勝ちたい。それは当然だよ。それで、勝ったり負けたりする。今日は彼の方が一枚上だった。最初からずっといい走りをしていたし、とくにセクター3が速かった。どこで差をつけられていたか、データを見てみるつもりだよ。それで、明日までに修正できるかもしれない。とにかく、肝心なのはふたりでフロントローに並べたことだろうね。明日もこの調子でいきたいね。
Q. 3位以下にはコンマ7秒の差がついていますね?
フェッテル: 明日もそうなるという保証があればいいけれど、どうなるか判らないよ。雨の可能性もあるしね。100パーセント確実なことなんてないさ。
Q. 去年も2番手グリッドからスタートしましたが、そのときのことを憶えていますか?
フェッテル: スタートはよかったけれど、KERSシステムのおかげで56周のうちの50周もフェリペ(・マッサ)の後ろを走らなければならなくて、単調なレースになってしまったよ。ずっとフェラーリのリヤウイングをにらんでいたんだ。基本的にはポール・ポジションからスタートするのが有利だけど、レースでは何が起るかわからないからね。
【翻訳:Shigehiro Kondo】