モナコGP フリー走行3 序盤
<11時00分>
まず、V.ペトロフとR.クビツァが、ビルの谷間に軽快なルノー・サウンドを響かせて、金曜日の”休み”を挟んだフリー走行3が始まった。
休みといっても、チームは動き続けていた。本拠地のコンピュータに木曜日のデータを送って、セブンポスト(シミュレーター)で確認作業も、いつもより余裕をもって可能になる。木曜日の状況と変化が見られるかもしれない。
<11時01分>
スーティル/14 Fインディア、トゥルーリ/18ロータス、小林可夢偉/23ザウバー、ブエミ/16トロ・ロッソ、コバライネン/19ロータス、フルケンべルグ/10ウィリアムズ、アルゲルスォリ/17トロ・ロッソ、チャンドック/20イスパニア、ディ・グラッシ/25ヴァージン、マッサ/7フェラーリ、デ・ラ・ロサ/22ザウバー、グロック/24ヴァージン、セナ/21イスパニア、アロンソ/8フェラーリ、リウッツィ/15 Fインディア、バリチェロ/9ウィリアムズまでが確認のための周回を終えてピットに戻った。
<11時05分>
バトン/1マクラーレンがインスタレーション・ラップを終えた。ややあってハミルトン/2マクラーレンが確認走行に出た。M.シューマッハ、フェッテル/5レッドブル、ウェバー/6レッドブルは、ピットを出ていない。
<11時10分>
アルゲルスォリ/17トロ・ロッソが連続走行に入る。最初に記録したタイムは、1分19秒939。
<11時13分>
M.シューマッハが連続周回を開始。1分18秒台で2番手。フェッテル/5レッドブルも1分19秒台。小林可夢偉/23ザウバーは、1分20秒からタイムを記録し始めた。
<11時15分>
小林可夢偉/23ザウバーが1分18秒台へ。可夢偉(カムイ=小林可夢偉)は、「ポケットの中になにか持っている」ことを想像させるコメントをしていたが、滑りだしはよさそうだ。
木曜日のフリー走行を終えた段階で、チーム関係者は、「Q2でどこまで行けるか、12、13番手なら上出来。Q3に入るようなことがあったら、将来は約束される(笑)」、と言っていた。モナコでのザウバーのマシン・ポテンシャルは、その辺りが現状か。
<11時18分>
フェッテル/5レッドブルが1分16秒台でトップタイム。直後にアロンソ/8フェラーリがそのタイムを更新する。アルゲルスォリ/17トロ・ロッソとシューマッハ/3メルセデスも1分16秒台に入れている。
可夢偉は、1分17秒台で8番手、デ・ラ・ロサ/22ザウバーが9番手に続いている。二人の差はコンマ4秒。可夢偉はいい仕事をしている。