パット・シモンズ、ウィリアムズからF1復帰?
F1復帰をほのめかしていたシモンズ。
元ルノー・F1・チームのテクニカル・ディレクターだったパット・シモンズは、AT&T・ウィリアムズからF1に復帰する可能性が出てきた。
シモンズは、クラッシュ・ゲートに関わっていたため、F1のチーム運営に関わる役職につけるのは2012年の12月31日以降となっているため、ウィリアムズの2011年マシンのFW33(仮称)の設計を手がけるとうわさされている。
※クラッシュ・ゲート
シモンズは、当時ルノー・チームの代表だったフラビオ・ブリアトーレと共に2008年のシンガポールGPで、ルノーのドライバーだったネルソン・ピケJr.を故意にクラッシュさせ、チームメイトのフェルナンド・アロンソを優勝させた。この行為をピケJr.が暴露し、真実が明るみになったことでブリアトーレはモータースポーツ界から永久追放処分を、シモンズにはF1チームの運営に関する役職に着くことを5年間禁止を下されていた。後にFIAと和解し、ブリアトーレは永久追放を免れ、シモンズの関与禁止期間は3年に減らされた。