カナダGP 木曜記者会見 ニコ・ロズベルグ
Q.またカナダへやってきた印象を教えてください。
ニコ・ロズベルグ(以下、ロズベルグ) シーズン中最高のレースのひとつだと思う。モントリオールは走っていて楽しいサーキットだし、街も、熱心なファンも素晴らしいよ」。
Q.ここまで、浮き沈みの激しい戦いになっていますが、トルコGPより良くなることを期待しているのではないでしょうか?
ロズベルグ: このところ計画どおりにいかないレースが続いていて、前との差を思ったほど詰められていないんだ。それでも、進歩はしているし、トルコにFダクトをもちこんだのも大きな一歩だよ。ここはサーキットの性格が違うから、それがプラスに出て多くのポイントを獲得できると期待しているよ。運がよければ、表彰台も不可能ではないし、面白い週末になると思う」。
Q.今回はマシン面で大きな変化はあるのでしょうか?
ロズベルグ: 年間を通した計画があって、ここでも大小いろいろな変更を予定しているよ」。
Q.ここで重要になるブレーキはどうでしょう?自信がありますか?
ロズベルグ: ブレーキはこれまでも良かったから、それが今回は武器になるかもしれないね。好きなコースだし、良い結果を期待してるよ」。
Q.戦略上、チームメイトとの関係はどうなっていますか?ストレートでチームメイトに並びかけ、ちょうど抜けるだけイン側が空いていたらどうしますか?
ロズベルグ: 抜きに行ってもいいけど、慎重にやるべきだろうね」。
Q.今週はル・マン24時間もありますが、あのレースに出てみたいという気持ちはありますか?
ロズベルグ: 素晴らしい雰囲気らしいから、いつか友だちと観戦したい。でも、自分で走ることはないと思うよ」。
Q.ミハエル・シューマッハが初めてタイトルを獲得したのは、あなたがまだ子供だった1994年ですが、今は5人のドイツ人ドライバーが参戦しています。若いドライバーに、シューマッハがどんな影響を与えたと思いますか?
ロズベルグ: もちろんミハエルが成功したことでドイツ国内のF1への関心が高まって、より多くの子供たちがカートをやるようになった。スポンサーになる企業も増えているんだ。ドイツ人ドライバーが増える理由のひとつであることことは間違いないだろうね。僕自身も、国内の関心を高めてくれたことに感謝しているよ」。
Q.イスタンブールのようにランオフの広いサーキットと、鈴鹿のようにタイトなところと、どちらが好きですか?
ロズベルグ: たとえばトルコのターン8では多くのドライバーがコースアウトしていた。その回りが砂とコンクリートの壁だったら、大きなアクシデントが発生していただろう。非常に危険なんだ。ああいうコーナーの周囲にアスファルトが敷かれているのは良いことだと思うよ」。