カナダGP 決勝トップ3記者会見 フェルナンド・アロンソ
◆3位 フェルナンド・アロンソ
「今日は、いいレースができたと思う。今までよりは、ライバルたちとの差も縮まってきたしね。状況次第では、優勝も十分に可能だったと思ってるよ。最初はルイス(・ハミルトン)とバトルを繰り広げて、素晴らしく迅速なピット作業のおかげで、彼の前に出ることができた。でもそのあとは周回遅れのマシンに阻まれて、大きくタイムをロスしてしまったんだ」。
「特に終盤ジェンソン(・バトン)に抜かれたのは、イスパニアに邪魔されたからだ。おかげで15ポイントにとどまったけど、でもまだタイトル争いには留まってるよ。2週間前のトルコでは予選でトップ10にも入れずに、レースではマクラーレンに50秒の差を付けられて8位が精いっぱいだったんだ。でも今回は、彼らと優勝争いができた。もちろん、コース特性が僕らのマシンに合ってたという面はあるけどね。でもその機会をきっちり活かして、表彰台に上がったんだ。何よりレッドブル2台の前に出て、優勝争いができた。マシンの開発自体、いい方向に向かっていることは間違いないし、第一線にカムバックしつつあると信じてるよ」。
【柴田久仁夫】