バトン、契約違反でブロウンGPを訴えていた

バトンが昨年のブラジルGPでタイトルを獲得したBGP001。
今年からボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに移籍したジェンソン・バトンは、昨年所属していたブロウンGP(現メルセデスGP)を今年4月に訴えていたことが明らかになった。
バトンとブロウンGPの間には、バトンがタイトルを獲得した場合、2009年のマシンをバトンにプレゼントするという契約が含まれていた。しかし、チーム側は資金的な問題で今年のマシンに予備がないため、マシンをプレゼントできなくなった。そこで、チームはマシンのレプリカを製作し、それをプレゼントするという代替案をバトンに提案したものの、それではタイトルを獲得したマシンを所有するという価値が足らないため、バトンはこれを受け入れず、現在の状況にいたった模様。
この問題についてバトンの代理人は、「我々は友好的な解決策を見つけることができたので、法的処置をとるということはない」とコメント。




