ヨーロッパGP フリー走行3 終盤
<11時42分>
マッサ/7フェラーリがシケインの縁石に弾かれて、立ち上がりのコンクリート壁ギリギリを掠める様子がモニターに現れた。そろそろ予選シュミレーションのアタックが始まっている。
<11時45分>
クビツァ/11ルノーがアロンソ/8フェラーリに続く2番手へ。
タイムは非常に拮抗している。トップのアロンソ/8フェラーリから15番手のペトロフ+12ルノーまで1秒弱。Q3に進出できる上位10台等位意味で行くと、10番手のシューマッハ/3メルセデスから、17番手の小林可夢偉/23ザウバーまで約コンマ5秒だ。
<11時51分>
小林可夢偉/23ザウバーがP.デ・ラ・ロサとともにアタックに出た。ここまでの計測では、セクター1でコンマ2秒、セクター2でコンマ5秒、セクター4でコンマ4秒、それぞれトップから遅れていた。
<11時52分>
小林可夢偉/23ザウバーがセクター1を自己ベストで通過。しかし、セクター2でタイムロス。セクター3ではタイヤを冷やすためにペースを落とすが、次のセクター1は、自己ベストよりコンマ秒タイムを落した。だが、セクター3で、区間ベストのコンマ2評落ちまでタイアップ。セクター3もコンマ3秒差。全体にレベルを上げている。
<11時58分>
クビツァ/11ルノーがウェバー/6レッドブルとフェッテル/5レッドブルを突き放してトップタイム。ウェバー/6レッドブルに0.15秒、3位のフェッテル/5レッドブルに0.33秒の大差を付けている。
<12時00分>
フェッテル/5レッドブルがクビツァ/11ルノーをコンマ1秒上回るタイムを叩き出してトップに立った。クビツァ/11ルノーを挟んでウェバー/6レッドブル、そしてスーティル/14 Fインディアが3番手、さらにアロンソ/8フェラーリを挟んでバリチェロ/9ウィリアムズが6番手という見慣れたポジションとは一味違うオーダーになった。
小林可夢偉と、P.デ・ラ・ロサのザウバーは17番手と18番手。ヴァレンシアを攻略しきれないまま予選を迎えることになった。