山本左近、イギリスGP決勝出場が決定
2010年7月9日(金曜)
シルバーストン
イスパニア・レーシング、HRT F1チームは、在籍している4人のドライバーの中から山本左近を今回のイギリスGPに起用する決定を下した。
ブルーノ・セナについての憶測に関して、イスパニア・レーシング、HRT F1チームはついては、ブラジル出身のセナがスペインを拠点とするチームから全面的な支援を受け、今後もドライバーのひとりとして在籍し、2010年シーズンの残るレースに参戦することを改めて表明する。
2010年のトルコGPで初日のフリー走行に登場した山本左近は、28才の誕生日に、再びイスパニア・レーシング、HRT F1チームのマシンを走らせる。山本は2005年の日本GPで、ジョーダン・レーシングから金曜のテスト・ドライバーとしてF1に初登場した。2006年も引き続きフォーミュラ・ニッポンとスーパーGTシリーズに参戦しながら、スーパー・アグリF1チームの正ドライバーにも起用されている。翌年はGP2シリーズに出場しながらスーパー・アグリのテスト・ドライバーを務め、ハンガリーGP以降はスパイカーに所属していた。2008年は翌年も引き続き戦ったGP2アジア・シリーズに出場しながら、ルノーの開発ドライバー・プログラムに加わっている。
【翻訳:Shigehiro Kondo】