イギリスGP 決勝 終盤
<14時02分>
小林可夢偉/23ザウバーは5番手をいくバリチェロ/9ウィリアムズよりペースが僅かだが速い。現在のタイム差はコンマ8秒差。しかし、シルバーストン・サーキットは追い越しが難しく、さらに手練のベテラン、バリチェロ/9ウィリアムズ相手、終盤はタイヤをいかにうまく持たせるかの闘いになりそうだ。
<14時04分>
ウェバー/6レッドブル、ハミルトン/2マクラーレン、ロズベルグ/4メルセデスはそれぞれ、4.5秒、10.8秒の間隔が開いているが、その後、バトン/1マクラーレン、バリチェロ/9ウィリアムズ、小林可夢偉/23ザウバー、スーティル/14 Fインディア、シューマッハ/3メルセデス、フルケンべルグ/10ウィリアムズ、フェッテル/5レッドブル、までは、1秒あるかないかの接近戦、激しいバトルがあちこちで展開しいる。
<14時07分>
スピンして16番手に落ちていたマッサ/7フェラーリがピットイン。
<14時10分>
フェッテル/5レッドブルが、サイド・バイド・サイドの攻防の末にシューマッハ/3メルセデスの攻略に成功。8番手にポジションを上げた。
<14時11分>
ウェバー/6レッドブルがセクター1の区間ベストを更新。ハミルトン/2マクラーレンがセクター3のタイムを縮めた。二人の差は5.3秒。のこりは10周になった。
<14時13分>
ハミルトン/2マクラーレンがファステスト・ラップを更新、ウェバー/6レッドブルと二人だけが1分32秒台の別世界にいるが、後方16番手のマッサ/7フェラーリも1分32秒台。
<14時15分>
6位を護っている小林可夢偉/23ザウバーが自己ベストの1分33秒794をマーク。さらにセター1の区間ベストを更新、セクター2も伸ばした。
<14時17分>
残り8周。フェッテル/5レッドブルがスーティル/14 Fインディアをつつき回す。しかし、抜けない。14番手を走行中のアルゲルスォリ/17トロ・ロッソが最終区間ベストのターン17でコースオフ。
<14時19分>
アロンソ/8フェラーリがリウッツィ/15 Fインディアを追い詰めるが、これも抜けない。
小林可夢偉/23ザウバーは、バリチェロ/9ウィリアムズの差を1秒以内に保っているが、バリチェロ/9ウィリアムズはなかなかミスをしてくれない。バリチェロ/9ウィリアムズは懸念されていたタイヤの温存の仕方も心得ている。
<14時21分>
バリチェロ/9ウィリアムズを負う小林可夢偉/23ザウバーの3.6秒後ろで、フェッテル/5レッドブルがスーティル/14 Fインディアを追い詰める。スーティル/14 Fインディア譲らず。ドイツ人同士、”お先にどうぞ”と言うはずもない。
<14時24分>
スーティル/14 Fインディアにピッタリとくらいついていたフェッテル/5レッドブルが、仕掛けるポイントを探っている。
<14時24分>
アロンソ/8フェラーリがピットイン。リウッツィ/15 Fインディアをパスする際に接触したのだ。今回のフェラーリは、満身創痍だ。
<14時25分>
フェッテル/5レッドブルがスーティル/14 Fインディアに仕掛けるが、ダートにはみ出して成功せず。
<14時26分>
残り2周になった。フェッテル/5レッドブルは、チャンピオンシップを考えると、ここで1点でも稼いでおきたい。フェッテルはここで強引にスーティル/14 Fインディアに襲いかかり、むりやりドアをこじ開けた。これで7番手。小林可夢偉/23ザウバーとの差は6秒以上。ゴールまで1周になった。
<14時28分>
ウェバー/6レッドブルがハミルトン/2マクラーレンを1.3秒抑えてチェッカード・フラッグを受けた。小林可夢偉/23ザウバーは、実力で6番手を手に入れた。ザウバーは、中盤にかかって息切れすることなく、ジリジリと進化を続けている。次のドイツでは、ザウバーとしては大きめのアップデイトが用意されているという。