ウェバー、「イギリスでのトラブルは解決した」
「チームとの関係は良好さ」とウェバー。
レッドブルは、イギリスGPでウェバーのマシンに取り付けられていた新型フロントウイングを、チームメイトのセバスチャン・フェッテルのマシンに取り付けた。これが原因でウェバーとチームの関係が悪化したと報じられたが、チームから説明を受けたウェバーは、その判断に納得した。
「レース後にミーティングを行なって、問題は解決できたよ。1人分しかパーツがない場合、チャンピオンシップをリードしていたセブ(フェッテルの愛称)にパーツを与えたことは理解できる。今後も同じ状況になることは少ないと思うけど、もしもまた同じようにパーツが一つしかないような場合も、今回と同じように、チャンピオンシップをリードしている方にパーツが与えるということになる」。
また、イギリスGPを勝利した直後に「№2にしては上出来だろ?」とコメントしたことについては、軽率だったと後悔しているようだ。
「あれはオーストラリア流の皮肉だったんだけど、後から考えれば、今回のような状況で言うべきではなかったよ。あの時は興奮していたから、あんなことをいってしまったけど、実際はカレンダーの中で1番名誉なレースの一つに勝てたことに感激していたんだ。チームの地元でもあるし、僕自身もイギリスに15年近く住んでいたから、ホームレースみたいなものだしね。僕にとって特別なレースだったんだ」。
また、チームとの関係にも何も問題がないことを強調した。
「チームとは何も問題ないよ。クリスチャン(・ホーナー/チーム代表)とは長い付き合いだし、お互いリスペクトしてから。セブについても同じで、彼は優れたドライバーだし、僕らは敵じゃない。ミーティングで情報も共有するし、チームのために共に戦うドライバーさ。イギリスでのことは解決できたし、そこで素晴らしい結果を残すことができた。時の流れは速いもだから、僕らは次のドイツに向けて進んでいるよ」。