F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

ペドロ･デ･ラ･ロサ
「ホッケンハイム･リンクは現行のものより以前のレイアウトの方がよく知ているよ。だけど、短くなったレイアウトは、レースをするのに最適だね。特に、ここではヘアピン前に素晴らしいオーバーテイクポイントがあるからね。僕らがシルバーストンで見せたようなパフォーマンスをホッケンハイムでも発揮できることを望むよ。ただ、ホッケンハイムはシルバーストンほど高速コーナーが多くないんだ。チームはバレンシアからだいぶマシンを進歩させていて、シルバーストンでは、マシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができた。特に土曜日はよかったね。もちろん、決勝で完走できずに、ポイントを獲り逃したことにはガッカリしているけどね。ホッケンハイムはリアタイヤに負担がかかる傾向があるから、それを攻略していかないとね」。

小林可夢偉
「ホッケンハイムは、よく知っているサーキットです。フォーミュラ･ルノー、F3、GP2時代に走っていましたから。このトラックは好きですよ。ここはいくつか狭いセクションがあるんですが、長いストレートとの組み合わせで、かなりのテクニカル･サーキットになっています。ここでは正しいセットアップを見つけることが難しですが、それは楽しいチャレンジでもありますね。直近の2戦はうまくいったので、その勢いに乗ってマシンの開発が進めばいいですね。バレンシアとシルバーストンに持ち込んだアップデートは上手く機能していたので、ドイツに持ち込むパーツも同じようにうまくいけば、ポイントを獲得できると確信していますよ」。