LGがレッドブルの技術パートナーに決定
レッドブルは本日、LGを技術的な新しいパートナーとすることを発表した。
LGはすでにF1と深い関わりを持っているが、今回レッドブルと複数年契約を結んだことにより、さらに広く世界的な知名度を増すことになる。
LGはレッドブルのチームとミルトンキーズにある工場に最新の機材を提供し、そのロゴマークはRB6の目につく場所やドライバーのオーバーオール、アンダーウェア、ヘルメットバイザーに貼付される。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、こう語っている。「LGと提携することができたのはたいへん喜ばしいことだ。LGエレクトロニクスはきわめて独創的な企業であり、レッドブル・レーシングに大きな恩恵をもたらすはずだ。今回の関係が成立したのは、レッドブルが同様のマインドを持つ人々を引きつけ、短期間のうちにLGのような一流企業と手を結ぶことのできる地位を築いてきた証拠だろう」。
レッドブルとの提携によって、LGはF1とのつながりをますます深めることになる。LGはすでにF1のグローバル・テクノロジー・パートナーとなっており、その名は世界中に数多くのファンを持つスポーツと関わることによって広く知られている。
LGエレクトロニクスのマーケティング部門を指揮するダーモット・ボーデンは、こう述べている。「LGとレッドブル・レーシングという独創的な存在がF1の世界で手を結ぶのは胸を躍らせる出来事だ。お互いの技術を活かすことによってF1を見ている無数の人たちに素晴らしい経験をしてもらいたいと考えている」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】