ドイツGP 記者会見 金曜 2/2
Q.地元のレースに臨む心境を聞かせてください。
ニコ・フルケンベルグ(以下、フルケンベルグ) 楽しみにしていたし、金曜の内容
もよかった。ホッケンハイムには良い想い出があるし、好きなサーキットだから、リラックスして戦えるよ。自分でも徐々に進歩してきたと思っていて、それは
結果に表われている。ここ何戦かは、いいレースができているからね。これからも、この調子を維持していきたい。
Q.エステバン・グティエレスという若いドライバーを支援していますが、チームにメインスポンサーがついていない状況で、そんな余裕があるのでしょうか?
カルテンボーン: ザ
ウバーは以前から、ずっと若いドライバーの育成に努めてきたの。そうしたことと、スポンサーがいくつあるかということは、あまり関係がないわ。ペーター・
ザウバーがチームを買い取った時点で、今シーズンの活動に必要な資金は確保されていたわけだから、エステバンを支援するくらいの余裕はある。非常に才能豊
かなドライバーで、将来が楽しみだしね。
Q.復帰した(ミハエル・)シューマッハへの期待は大きく、すぐにロズベルグを抜くと言われていましたが、いまだにそうなっていません。そのあたりの事情を、どう見ていますか?
ハウグ: ミハエルは良くやっているし、バルセロナやトルコの4位は、素晴らしい結果だと思う。シルバーストンでも、Q2で見事な走りをしていた。そのあたりは、ニコ(・ロズベルグ)も感じていることだろう。ミハエルに負けないようにするのは、容易ではないはずだ。
Q.シュトゥットガルトにいるメルセデスのお偉方たちは、これまでの結果をどう見ているのでしょう。プレッシャーをかけてくるということはないのですか?
ハウグ: そ
んなことはない。みんな落ち着いて動向を見守っているところだ。ドライバーもチームも、資金や人材も、必要なものはすべて揃っているのだから、いずれ結果
はついてくるだろう。何しろ昨年のチャンピオン・チームを引き継いだわけで、皆がロス・ブロウンの手腕に全幅の信頼を寄せている。勝つためには、着実に一
歩ずつ、必要な手段を講じていかなければならない。
Q.こうした会見に女性が登場するのは、おそらく初めてと思いますが、今の心境は?
カルテンボーン: とても良いわ。ここに並んでいる他の人たちにも、慣れてもらわないとね。ちゃんと女性が参加しているということは、F1のイメージを良くする上でいい材料になると思うけど。
ハウグ: ボブ(・コンスタンデュロス/司会者)には、花を飾っておくくらいの気配りが欲しかったね。