オリジナル リリース-ルノー・F1・チーム【ハンガリーGP(木)】
【ハンガリーGP プレビュー】
◆ロバート・クビツァ
Q.ドイツではメルセデスGPの前での7位フィニッシュしましたが、レース結果には満足していますか?
「マシンの最大限の力は出せたと思うし、ホッケンハイムでは、上位3チーム以外のチームでは僕たちがトップだったと思う。でも、現時点では一番速いチームとは大きなギャップがあることも分かってるんだ。それに、僕たちの後ろにいるチームがだいぶ接近していることにもね。このことは、予選でトップ10以内に入って、ポイント圏内でフィニッシュするには、週末を通して、全てが完璧にいかななければならないってことを意味しているんだ」。
Q.オンガロリンクではより多くのR30の強みを引き出せそうですか?
「僕たちのマシンに、より適したトラックだと思うよ。だから、ドイツより、前にいるクルマに接近できると期待しているんだ。ただ、正直なところ、モナコやシーズン序盤で示したようなペースを再現できるとは思てないんだ」。
Q.オンガロリンクはF1のマシンにどのようなチャレンジを与えますか?
「セットアップが難しいサーキットなんだ。優れたフロントグリップが必要な長いコーナーがある一方で、優れたリアの安定性も必要なんだ。バンビーで、違う種類のコーナーが多いのも、セットアップが難しい原因だね。とにかく、マシンのバランスとセットアップの全ての部分に集中しなければならないんだ」。
「そして、体力的にも、精神的にもとてもハードなサーキットなんだ。なぜなら、コーナーがとても多くて、一つだけのストレートはそんなに長いものではないからね。エネルギーを回復して、リラックスする時間がないから、常にいつも集中しているんだ」。
Q.あなたの母国、ポーランドに1番近いグランプリですが、特別なイベントになりますか?
「いつもとても多くのポーランド人のファンがブダペストに来てくれるから、ここでの週末を本当に楽しみにしているんだ。だから、僕やポーランドのファンにとっては、ある意味ホームグランプリみたいなものなんだ。たくさんの人に見に来てほしいし、観客が良い雰囲気を生んでくれることを期待しているよ。だから、彼らのためにも、良いパフォーマンスを見せたいね」。
◆ヴィリー・ペトロフ
Q.先週、F1ではじめてドライ・コンディションでポイントを獲得しましたが、パフォーマンスに満足していますか?
「もちろん、ポイント圏内に戻って、良いレースができたことには喜んでいるよ。僕にとってはとても面白いレースだったし、周りのライバルと良いバトルができた。マシンは運転しやすく感じたしね。レースは、正しい時にプッシュができていたし、ピットストップで二つポジションを上げることもできた。その後はメルセデスGPの背後にいたけど、オーバーテイクできるポイントはなかったんだ」。
Q.次のレースはハンガリーです。あなたにとって楽しみなレーストラックですか?
「とてもよく知っているサーキットなんだ。GP2でレースをしていて、とても多くの経験を持っているからね。だけど、F1で走るのは初めてだから、僕にはまだ学ぶことがたくさんあるんだ。サーキットは好きだし、上手くやるための秘密と、良いリズムを見つけることが必要なんだ。かなりトリッキーなサーキットだよ」。
Q.今週末に向けての現実的な目標は何でしょうか?
「良い位置でレースをスタートすることを確かにするために、予選パフォーマンスの改善に取り組む必要があるんだ。それさえできれば、ドイツでは車のペースが良かっただけに、かなり力強いレースをすることができると思うよ。実際に、ドイツでは、予選を除けば、ミスが無いに等しい週末だったからね。ロバートが、予選でマシンに何ができるかということを示してくれたから、僕も改善できると思う」。
「全てのパーツを、週末をかけて一つ一つつないでいくために、懸命に仕事をしていきたい。僕の目標は、トップ10に入って、ポイントをいくつか持ち帰ることだよ」。